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ITの明日を考える

株式会社地域科学研究所

企業URL
http://www.chklab.com

ICTで地域社会の未来を創造する

地域科学研究所の実績(1)地域科学の実践

地域で活躍するプレイヤーやフィールドから学ぶ

現場に訪れて机上では学べないことを学ぶ

地域科学研究所では、地方公共団体向けのサービスを通じてたくさんの地域に密着し、地域住民やそこで働く人が誇れる場所になるよう努めています。
「地域科学研究所だからできること」「地域の人と共にできること」をテーマに、共に考え楽しみながら実践しています。

当社では、すべての事務所が一同に集まる全体会議を実施していますが、2023年には大分県豊後大野市にて開催しました。
Goap株式会社代表により、公共施設のマネジメントについてご講演をいただいたのち、リバーパーク犬飼にてフィールドワークを実施。
Goapは、リバーパーク犬飼や西谷温泉キャンピングパークといった施設の指定管理をはじめ、アウトドアフェス・イベントなどのプロデュースを手掛けている民間企業プレイヤーです。

ご講演の中で、“タイパ(タイムパフォーマンス)”と“持続可能性”を意識しながら、思い切った改革や小さなチャレンジを積み重ね、徐々に修正していくというお話が印象に残りました。チャレンジと修正を繰り返すなかで、ユーザーのニーズに適した施設の運営を行うことにより、売り上げの向上や地域への効果の創出につながることを学びました。

案内していただいたリバーパーク犬飼は、家族や友人、愛犬と共にあらゆる世代が楽しめる施設でした。実際に現場に足を運ぶことで感じたものを、業務にも活かしていこうと思います。

地域科学研究所の実績(2)地方発イノベーション

地域科学研究所では、社員自ら興味や強みを発揮できる機会をたくさん設けています。社員全員が国内外の研修に参加することで、新たな技術や考え方を業務に取り入れています。
また、ICTを使った地域イベントの企画やスマートフォン用アプリの新規開発などに、自由課題として取り組んでいます。各地域オリジナルの“イノベーション”が生まれることによって、「地方発の日本を変える力」となることを目標としています。

地域科学研究所の取り組み(1)SDGs・ESGへの取り組み

地域科学研究所では、持続可能な地域社会の実現を目標に、まちづくり支援活動を行っています。

・SDGsの取り組み
当社は地方創生SDGsの取り組みにも注力しており、データサイエンティストによるAI技術などを使って自治体DXを推進し、地域活性化に貢献しています。また、地方の子どもたちが質の高い教育を受けられる機会づくりも実施。SDGs企業登録制度にも参加しています。

・ダイバーシティ&インクルージョン
ダイバーシティ&インクルージョンにおいて、女性の活躍は大切な要素の1つです。当社では、女性がさらに活躍したいと思える環境づくりを通じて、新しい価値創造へとつなげていく活動を推進します。

・ZEB
「ZEB(Net Zero Energy Building)」とは、省エネにより使用エネルギーを低減し、エネルギーを創出することで、エネルギー消費量実質0を目指した建物のことです。
当社ではZEB化を推進するため、ZEB関連のコンサルティング業務を20件遂行することを目標としています。

・くるみん認定
女性の育児休業取得率及び復職率が社員・パートナーさんともに100%である当社は、くるみん認定にチャレンジするにあたり、「男性の育児休業率取得の向上」を目標としました。一般事業主行動計画期間(令和2年10月~令和4年11月)の男性育休取得率は、目標を大きく超える57%となり、くるみん認定を取得することができました。今後も子育て世代だけでなく、全社員にとって働きやすい環境づくりに注力していきます。

地域科学研究所の取り組み(2)社員共育

地域科学研究所は、社員一人ひとりが働きがいを感じながら活躍できる職場づくりを大事にしています。また、共に成長できる環境にすることで、プロフェッショナルを生み出しています。
当社では、全体会議研修や入社年次ごとに行うフォローアップ研修、個人面談・OJT、役職研修など、充実した社内研修を実施。社外研修では、これまでにMicrosoftによる「de:code」や「地域政策デザイナー養成講座」、「Google Cloud Next Tokyo」、「営業の基本スキルと組織づくり」などに参加しています。ほかにも、有志社員が勉強会や委員会活動を積極的に行うなど、仲間とともに働きがいのある職場をつくっています。

自ら学び共に育つことをコンセプトとした「共育塾」も行っており、業務に直接的に関係する内容を学ぶほか、社外から講師を招くこともあります。また、グループディスカッションでは自分の考えや学びを共有。今までに、「小規模集落対策推進のためのネットワークコミュニティ構築」や「元気で活力あふれる地域づくりを推進するための支援制度」といったテーマで共育塾を行ってきました。

また、当社のデータサイエンティストは、お客様の需要に合わせたシステムの設計や構築、アフターサポートを目標としているため、常々新たな技術の習得に努めています。これまでに、データサイエンティスト研修や、技術者研修、Python、統計、ディープラーニング研修などを実施。外部研修は、よりスキルを高めたいことを自身で考え参加するものを選択します。

当社では、衛星画像を活かしたサポートも実施しています。
更にまちづくりに寄与するため、「宇宙挑戦セミナー」に参加。衛星画像の現状から再認識でき、深い解析方法でなくても、できることが多いことがわかりました。本格的に活用する際は、様々な変化にフレキシブルに対応できるよう準備していきます。

地域での体験プログラム・ワークショップ

農業体験「いなかの風」

酒蔵ワークショップ

地域科学研究所では、地域の方々と協力し、体験プログラムやワークショップを行っています。

朴木オフィスとしてお借りしている大分県由布市の旧朴木小学校にて、農業体験「いなかの風」の開講式が行われました。

当社の社員も参加し、農業体験をしてきました。地元の方が先生となり、総勢10名ほどで一緒に畑を耕したり、田植え準備の苗づくりなどを行いました。お昼には地元の方が作ってくださった美味しい料理を青空のもといただきました。農業に開墾から収穫まで関わるというのは、なかなかできることではありません。貴重な体験ができるこのプログラム。旧朴木小オフィスを通して、地元の方とともに新しい体験ができています。

また、大分県豊後大野市商工観光課様協力のもと市内の酒蔵にてワークショップを行いました。
3チームに分かれて市内4つの酒蔵を訪問し、製造されたお酒を味わいながら、地域の活性化やお酒のことなどについて酒蔵の方々と意見交換を行いました。

他にも、公共施設の「経営」について考える社内研修企画として、サウンディング調査ツアーを大分県竹田市内4つの公共施設を対象に行いました。施設の運営方法・経営改善案などについてディスカッションを行い、市職員向けのプレゼンテーションも実施しました。

地域科学研究所と日蘭建築文化協会とで、大分県竹田市の城下町エリアビジョンを考える“クリエイティブディスカッション”というワークショップを開催。
将来のまちがより面白くなるためのビジョンづくりを、オランダ人建築家を招待し、町の方々や大学生の方々と一緒に実施しました。

このような体験プログラムやワークショップをきっかけに、私たちは地域の方々と協力し合い、「豊かで活力ある地域社会づくり」を目指していきます。

復興・まちを立て直す「ゆのひらんプロジェクト」

湯平の旅館街

情緒ある湯平温泉

大分県由布市湯平地区にて、2023年からスタートした支援活動「ゆのひらんプロジェクト」についてご紹介します。

このプロジェクトは、主に湯平地域の3つの自治区を対象としています。
その内2つは湯平温泉街がメインとなっており、現在は14の旅館が運営されています。

湯平温泉は、2020年7月に大分県を襲った線状降水帯によって大きな被害を受けました。
それから3年が経った今も、復興事業が続けられています。
観光地でもあることから復興は地域にとって重大な課題。一方、人口250人のこの地域には様々な組織があるため、復興に向けての情報連携を円滑にしたいという理由から、今回地域科学研究所へ依頼を寄せていただきました。

湯平を代表する景観の一つである「石畳」。
400年前、江戸時代の偉人・工藤三助によって石畳が敷かれました。
そして、石畳を中心に温泉旅館が立ち並び、湯平温泉の一時代を築いてきました。
このような歴史を守り、活性化させようと地域住民がまちづくりに励んできた土地でもあります。

地域のまちづくり活動は、長く無理なく継続することが大切です。
そこで、観光のみならず、暮らしも一体化させた湯平らしい暮らし方を再編集しようという思いから、「ゆのひらんプロジェクト」を動かすメインチームを「湯平暮らしの編集局」とネーミング。

現在、情報発信の工夫として連絡ツールである「discord」を使用しながら、湯平暮らしの中での困り事や課題解決に向け、試行錯誤しているところです。
地域が持つ人のあたたかさ、おもてなしの気持ち、懐の深さなどから、良いチームになっていくのではないかと楽しみにしています。

朴木サテライトオフィス

廃校を活用した「ほおのきグラウンドキャンプ」

野菜の収穫体験の様子

2011年、111年という長い歴史に幕を下ろした大分県由布市の朴木小学校。現在は地域科学研究所のサテライトオフィスとして活躍しています。
朴木小学校だけではなく、全国には旧学校施設が多数存在しています。地域の拠点であるため取り壊すことはできず、有効に活用する方法が少ないことも課題です。

そのような状況の中でも小学校の活用事例を増やすため、当社は2020年に朴木小学校で「ほおのきグランドキャンプ」を企画。当日、参加者は近くの畑で野菜の収穫体験をしたり、学校の校庭でバーベキューを行ったりと、施設をまるごと使って遊びました。

2021年10月には、朴木小学校に入居する団体で結成された連絡協議会の主催で「ほおのき秋楽祭」という秋まつりを開催しました。子ども連れのご家族も多く、絵具を使ったワークショップや竹細工のワークショップを楽しみながら、ゆったりと過ごしていただけたように思います。また、地元の食材を用いた料理、手作りで受け継がれる伝統の味、試行錯誤のなか生み出された加工品と、地元の方のあたたかな手によって地域の良いものを手に取ることができた一日でした。

朴木小学校では、今後も様々なイベントを開催する予定です。廃校活用だけでなく、地域と住民を活発にすることを目指し、豊かで活力にあふれる地域社会づくりに取り組んでいきます。

大川原高原“つくる”高原プロジェクト

秋の星空観察

風力発電から発電・エネルギーを学ぶワークショップ

標高1000m以上に位置し、およそ3万本のあじさいや風力発電施設があるほか、展望台や天体望遠鏡を備えた「大川原高原ヒルトップハウス」なども整備されている大川原高原。オフシーズンの利用が少なく、通年のリピーターの獲得という課題に取り組むため、産官学連携のもと「大川原高原“つくる”高原プロジェクト」が進行中です。

そのプロジェクトの一環として、地域科学研究所が教育コンテンツの可能性を検討するサポートをさせていただきました。
ヒルトップハウスの天体望遠鏡と風車を活かした2日間のワークショップを実施。多くの地元の小中学生や保護者の方にご参加いただきました。

【1日目】
・第1部「望遠鏡について知ろう、望遠鏡を作ってみよう!」
四国大学の方々にご協力いただき、専門家による解説のもと天体望遠鏡の仕組みについて学び、実際に作ってみました。

・第2部「ヒルトップハウスの天体望遠鏡を使ってみよう、秋の夜空を観察してみよう!」
専門家をお招きし、屋外での星空観察や、ヒルトップハウスにある大きな天体望遠鏡を用いた天体観測を行いました。

【2日目】
・第1部「風力発電事業者に聞く!風力発電の仕組みと施設見学」
風力発電で使用されている風車の説明や、現地の風車見学を行いました。最後はクイズ形式で復習。聞いたお話や勉強したことを思い出し、皆さん積極的に参加されていました。

・第2部「エネルギーを創って、理解を深めるワークショップ」
風車の羽を自分で作り、発電に挑戦。風力発電の利点・欠点を教えていただきました。参加者の方々は進んで作業し、試行錯誤しながら風力発電への理解をより深めていました。

きくだけではない学ぶ場、手を動かして考え、"つくり"ながら学ぶ場。そんな場を“つくる”プロジェクトになったのではないでしょうか。

佐伯杉を使用したポップアップテーブル&トレイづくりのワークショップ

ポップアップテーブル&トレイづくり

地域科学研究所は、2023年11月19日に、大分県佐伯市の旧豊南高校実験緑地広場で、佐伯杉を使用したポップアップテーブル&トレイづくりのワークショップを実施しました。

ポップアップテーブルは、当社のPUBLIC+チームと建築家のミキサトウアーキが共同開発したDIYプロダクトです。
もともとは、小国杉でブランディングを行っている熊本県小国町からスタートしました。
「色味が統一されていない」「節がある」という理由で焼却処分されてきた個性的な杉を用いて、パブリックスペースでのマーケットで使うテーブルにしようと形にしたのがきっかけです。

ワークショップ当日は青空の下、地元の子どもたちや大人が集まりました。
午前は、4つの班に分かれてそれぞれ1つのポップアップテーブルを製作。
まずはテーブルの枠を作り、枠内に個性あふれる佐伯杉のピースをはめこみます。はみ出した部分は建築士会の方にカットしてもらい、やすりで綺麗に仕上げます。最後にテーブルの脚にのせて完成。それぞれの班で違った柄のテーブルが出来上がりました。

午後は個人ワークショップとして、佐伯杉を使ったトレイづくりを実施。一人ひとり色や模様の違う世界に1つだけのトレイが完成しました。

地域科学研究所では、今後も様々な旧豊南高校跡地の活用方法を思索し、企画を立て、地域の方々が集う場所にしていきます。

無人駅をDIYするプロジェクト

朝地駅観光案内所

お披露目企画

1983年に無人駅となり、現在は観光案内所となっている大分県豊後大野市朝地町の「朝地駅」を拠点に、地域科学研究所と朝地の人々とで取り組んだ、町を元気にさせるためのプロジェクトをご紹介します。

朝地駅は、2012年にウォーキングコースである九州オルレの奥豊後コースが認定されてから多くの人に利用されてきましたが、2020年の新型ウイルス感染拡大を機に人の行き来がストップ。また、観光案内所の補助金が終了するという問題も重なっていました。
その中で、今後も朝地駅の明かりを灯し続けたいという「朝地町観光推進協議会」のメンバーが立ち上がり、地域科学研究所も取組に参加しました。

できるだけお金をかけずに朝地町を元気にできる方法として、「DIY」をご提案しました。
特に目下の課題であった食料品店の閉店に対し、屋台を制作。この屋台には、オルレのシンボルマークである「カンセ」という馬をモチーフに「ウマトウマゴヤタイ」と名付けられ、朝地駅を象徴するようなものに完成しました。
ほかにも、「朝地牛」を使ったオルレ弁当の開発や、朝地駅を力強く発信するためのロゴマーク作りなどを行いました。

そしてこれらをお披露目する会も開催され、今回のプロジェクトのゴールであると同時にスタート地点にもなりました。同プロジェクトによりDIY精神にあふれるようになった朝地駅の今後にご期待ください。

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