中間シャフト自動歪取機
東和精機は、全自動歪取機のパイオニアとして、幅広いラインアップで様々な全自動歪取機をご提供しています。
◆Hシリーズ
通常の油圧制御タイプです。320kW以上の出力を要する場合は、すべて油圧制御となります。DOSを基盤としたシステムだけでなく、Pシリーズに採用しているWindows7のシステム採用も可能。油圧制御における豊富な技術をもとに、最大加圧1,600kWの実績があります。
「320KNLMレール材自動歪取機」「630KNピストンロッド自動歪取機」など
◆Fシリーズ
同じサーボモーター制御でも、CNC部分にFANUC社製を採用したシリーズです。Fシリーズの歪取制御機構も、WindowsをOSとしたシステムです。FANUC社製のCNC装置で標準化されているお客様や、海外のお客様に主にご好評をいただいています。
「リアークスルハウジング自動歪取機」など
◆Pシリーズ
Windows7を基本OSとした制御システムを搭載したサーボモータ制御タイプです。当社を象徴するモデルとして、2007年6月に提供を開始しました。12インチの大型タッチパネルを搭載し、見やすさと操作性を両立。さらに、WindowsOSの強みとして、豊富なハードウェア・ソフトウェアとのインターフェースを兼ね備えた、非常に拡張性が大きいモデルでもあります。今後もさらなるアップグレードをしていきます。
「中間シャフト自動歪取機」「トランスミッションシャフト自動歪取機」など
東和精機ではこの他にも、手動歪取機やトランスファーモールドプレスなど、様々な鍛圧機械を取り扱っています。
愛知県安城市に本社がある東和精機株式会社では、お客様の多様なニーズにお応えするため、豊富な製品を取り扱っております。
<手動歪取機>
多品種小ロット品の歪取に最も適した機種です。東和精機独自の油圧バルブ「ならい弁」を搭載し、作業者の手の動きに応じたプレス操作が可能です。こちらの機種にもAE検出装置が搭載でき、より付加価値の高いものをご提案することが可能です。
「630KN手動歪取機」「100KN手動歪取機」など
<トランスファーモールドプレス>
◆EVシリーズ
「EVシリーズ」はエコノミーな普及タイプであり、最多の出荷実績を持つ旧TEPシリーズの代替機です。旧TEPシリーズと比較して前面フロアースペースを減らし、色々なオプションを選ぶことができます。選択できるオプションには、空気式油圧冷却装置・多点温調システム・クランプ微速開き機能・4ポイントソフトクローズシステム・MGP金型対応仕様があります。
「120KN EV型トランスファーモールドプレス」「1250KN EV型トランスファーモールドプレス」など
◆SDシリーズ
「SDシリーズ」は当社のトランスファーモールドプレスにおけるフラッグシップです。SDシリーズの核の部分“トランスファープロセス”をセンサーから送られるフィードバック信号によってフルクローズド制御で行うことができます。オプションはEVシリーズと同じです。
「750KN SD型モールドプレス」「2500KN SD型モールドプレス」など
◆特殊仕様機
数多くの経験を基に、汎用機だけではなく特殊仕様機の製作も行っています。
全自動タイプや圧縮成形機など多彩なバリエーションでお客様のニーズにお応えします。
「1000KN 全自動モールドシステムハイブリッド車専用部品成形機」「1200KN 圧縮成形機」など
630KN手動歪取機
2500KN SD型モールドプレス
1000KN 全自動モールドシステム
高速油圧プレス
東和精機株式会社では、主力製品の一つとして油圧プレスを取り扱っています。
◆高速油圧プレス
圧入・かしめ・切断など多様なプレス作業を行う装置です。当社における油圧プレス製造の歴史は古く、現在も特化して製造を行っています。
「高速油圧プレス」など
◆サーボプレス
最高で100kNの出力を持っているので、特に停止精度を必要とする試作研究用のプレスに適した機種です。OSには高い拡張性をもつWindows7を使用、精密リニアスケールによる高い停止精度を保持し、荷重データと位置データを同時に表示できます。基本的に専用機となっていますので、お客様の希望に応じた設計をしております。
「100KN 精密サーボプレス」など
◆専用機
組立て専用機など多くの種類を提供しています。お客様の希望に基づいて設計及び製作しております。
「1200KN リンク組立専用機」「10KN 特殊サーボプレス」「1200KN NC制御真空成形機」「NC制御 特殊成形機」など
東和精機では、製品のアップグレードを行っています。
現在まで実施したアップグレードの例を紹介します。
<高速油圧プレス>
パッキン交換・テーブル面再研削・機内掃除・再塗装など
<全自動歪取機>
コンピュータシステム交換・PLC交換など
<トランスファーモールドプレス>
パッキン交換・油圧バルブオーバーホール・熱交換器掃除・再塗装など
1度アップグレードすることによって、さらに数十年間使用できるようになります。
東和精機では部活動として、ヨット部があります。
船乗りには、「スマートで、目先が利いて、几帳面、これぞ船乗り」という格言があります。この格言に挙げられているものは船乗りに限らず、企業人にも広く求められる資質であり、有志の社員にはヨットを通じてそれらを得て、自己成長につながる機会を提供したいという思いから設立いたしました。
<ねらい>
◆東和精機のかつての成長期にはスポーツ活動が盛んだったことから、ヨットレースを通じた会社活性化を目指す
◆シーマンシップを社員に広く浸透し、業務のクオリティ向上へ生かす
◆広大な海の偉大さや素晴らしさに触れ、自己成長を促す。
◆身体障がい者レース等への出場を通じ、CSR活動に取り組む
◆レースだけでなく、釣りなどもできるようにすることでより多くの社員が海を楽しめる場を提供する
当社ヨット部のマリーナは、本社のある愛知県安城市から2時間と少しのところにある、志摩ヨットハーバーにあります。志摩ヨットハーバーは、石原慎太郎氏が昭和47年に初代会長を務めるなど由緒あるマリーナで、現在100艇ほどのヨットが係留されています。
ヨット部の活動は「東和精機|ヨット部活動ブログ」にてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
ヨット部活動ブログ
地域貢献にも積極的に取り組んでいます。
愛知県安城市に本社を構える東和精機では、ボランティア活動として年に2回農作業のお手伝いをしています。
春先は種まき、稲の苗の準備、畦掘りを実施。秋には、稲刈りや野菜の収穫といった様々な経験をさせていただきます。昔ながらの手作業の農法であるため手間がかかりますが、そのおかげでおいしいお米や野菜が育つことを身に染みて感じつつ作業しています。
毎年お手伝いしているのは、NPO法人アースアズマザーさん。NPO法人アースアズマザーさんは、無農薬の自然な肥料だけを用いた農作物を育てており、障がいを持った方々がその作物を加工・販売することで事業が成立している団体です。同団体の理念に当社は共感しています。
また、納税以外でも地域に寄与したいという思いを持ってボランティア活動を行っています。年に2回で、1回の作業時間は2時間という短さのなかでも、大自然の中で非日常を感じながらリフレッシュする機会となっています。
東和精機はモノづくりに対して情熱を持った人を求めています。
愛知県安城市に本社を構える東和精機は、全自動歪取機やトランスファーモールドプレス、各種油圧プレスなどの製品作りを行う会社です。そのため、当社ではモノづくりをしたい方を求めており、日本のモノづくりを背負える人材になってほしいという思いを持っています。
とはいえ、経験を積まないわけにはプロになることはできません。プロを目指すために、時間や努力を費やせる方と一緒に働きたいと考えています。
また、高い技術力は高い人間力があってこそ身につくものと考えており、入社後は高い人間力を持つ人材を育ていきます。当社が考える人間力は、ルールを守ることと困っている人を助けること。そのような人間力を養うため、当社では週に一度の環境整備や45分の清掃、半年に一度の農作業のほか、様々な研修を実施しています。また、これらの活動を継続的に行うことが重要だと感じています。
働いていくなかで、数千万円の機械を1人で組み立ていくなどスケールの大きい仕事をお任せしたり、会社の顔として出張していただくこともあります。当社では、設計者、営業、いかなるポジションであってもやりがいを感じられるでしょう。
毎年恒例のマリンデー
愛知県安城市に本社を構える東和精機には、毎年恒例の社内行事「マリンデー」があります。日本は四方が海に囲まれている「海洋国家」です。大昔からたくさんの恩恵を海から得てきました。この行事の目的は、海に対して親しみを持つことです。
海洋国家日本の一企業である当社では、社有のセーリングヨットを所持しています。当社は定係港のマリーナと良好な関係性を築いており、会社全体で海に親しむ大切な機会として、毎年社内で工夫を凝らして企画を行っています。
当日は、当社の取引先の方々も招き、マリーナの綺麗な海に囲まれ爽やかな潮風が吹くなか、ヨット・カヤック・BBQ・釣り・散策などを楽しみます。なかにはヨットに乗ることを楽しみに参加してくださる取引先の方もいらっしゃいます。
自分のキャリアは自分で作ろう
愛知県安城市に本社を構える東和精機は、これまで自動車関連産業や半導体産業といった様々な産業界の需要に応えてきました。
私たちは、“企業の成長は「人」の成長から”という考えを持っており、需要に応えてこられたのは、「人」が「技術」とともに成長した、多くのステップの積み重ねがあったからです。当社は職場をベースとした人材教育に尽力し、社員ひとりひとりの意識的な教育から技術を伝え、発展させる組織づくりを行っています。
また、当社では自分のキャリアは自分で作るものだと考えています。将来の会社における自分の役割やポジション、仕事の幅などをしっかり考え計画することにより、キャリアを主体的に作っていくことが必要です。それぞれが目指す目標に向かって、実務を通じ経験を重ねていってください。
私たちの究極の目標は「グローバルでオンリーワン」な企業であることです
愛知県安城市に本社を構える東和精機では、長年にわたり自動車部品製造用の高速油圧プレス機などの製造を行っており、各自動車メーカーなどに販路を確立しています。販売先においては、日本だけでなく、東南アジアを中心に国外にも顧客基盤を有しています。堅実な経営を行い、毎期黒字を確保するとともに、財務内容も健全域にあります。今後、インドなど国外での展開を推進し、事業をさらに拡大させることを目指しています。
現在競合としているのは、ドイツやイタリアのメーカーです。現時点で日本の機械のソフトウェアは遅れをとっているため、大学と連携し、ソフトウェアや機械的な部分の強化を図っていきます。
また、アフターサービスを含めたお客様への対応力を活かし、お客様に当社を選んでいただけるよう取り組んでいきたいと思っています。