「未来は明るい」と思える社会へ。日本を元気にする吉住工務店の挑戦
「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」「こんな企業があるなら未来は明るい」——私たちが手掛けた建物を通じて、皆様にそう感じていただけるよう、株式会社吉住工務店は日々「ものづくり」に真摯に向き合っています。兵庫県丹波市に本社を構え、1942年の創業から80年以上の歴史を持つ私たちは、社是である「真実一路」の精神のもと、公共工事から木造注文住宅、そして社会課題の解決に至るまで、建物づくりを通して人を幸せにすることを使命としています。単なる建設会社の枠を超え、ひたむきな技術と想いで地域社会に活力を与え、未来を明るく照らす。なぜ吉住工務店が「日本を元気にする」と信じて歩み続けているのか、私たちの取り組みと熱量をお伝えします。
妥協なき「技術力」と独自の「丹波スタイル」:私たちの強み
私たちの強みは、少数精鋭でありながら妥協のない「技術力」と、設計から施工、保守メンテナンスまでを社内で一貫して行う「責任感」にあります。現在、全スタッフ27名のうち、1級建築士や1級建築施工管理技士などの有資格者が在籍しており、それぞれの専門性を活かした取り組みにより、4度のグッドデザイン賞や6度のウッドデザイン賞をはじめとした表彰実績があります。
特に、木造建築においては「丹波スタイル」という独自のこだわりを持っています。構造材やフローリングには丹波材をはじめとする県産・国産の無垢材を使い、壁には漆喰を用いることで、自然と調和した心地よい空間を実現しています。同時に、近年では先進の技術を取り入れた「大規模木造建築」にも果敢に挑戦し、環境負荷の低減とデザイン性を両立させた新しい木造の形を社会に提案し続けています。
社会課題に挑む3つのプロジェクト①:地域を明るく照らす取り組み
私たちは、「ものづくり」を通じて地域社会の課題に真っ向から取り組んでいます。
・歴史と記憶を未来へつなぐ「西脇市立西脇小学校校舎の再生」
築80年を経た大規模木造校舎。耐震性不足や老朽化を理由に一度は建て替えが公表されましたが、市民の誇りである「記憶の器」を守るため、私たちは保存・改修工事に挑みました。歴史的建造物としての価値を維持しながら、耐震補強による安全・安心の確保、バリアフリー化やIT化を含む現代的でインクルーシブな教育環境の整備を、大学の研究者や設計者と一丸となって実現しました。古いものを壊して新しい斬新なものを作るだけがデザインではないというこの取り組みは、グッドデザイン賞をはじめ、BELCA賞ロングライフ部門など高い評価を受けました。子どもたちの明るい笑顔が溢れるこの校舎は、地域の象徴として次の世代へと引き継がれています。
社会課題に挑む3つのプロジェクト②:地域を明るく照らす取り組み
・圧倒的に不足する「障がい者のための住まい」への挑戦 日本には何らかの障がいを持つ方が多くいらっしゃるにもかかわらず、その住まいであるグループホームは圧倒的に不足しています。この社会課題に対し、私たちは運営の最適化を目指した「規格型障がい者グループホーム」を開発しました。コンパクトでありながら居住者のアメニティを確保したこの施設を広めるため、土地の有効活用を考える地主様と福祉事務所様のマッチングまで支援しています。「親御さんが安心して障がいを持たれたお子様をゆだねられる福祉住宅をつくりたい」——その強い想いから生まれたこの取り組みは、IAUD国際デザイン賞で銀賞・銅賞を受賞するなど、地域社会にノーマライゼーションの理念を根付かせる一歩となっています。
・次世代の職人を育て、業界の常識を変える「働き方改革」 どれだけ素晴らしい建物も、つくるのは「人」です。私たちは建設業界に先駆け、ワークライフバランスの実現にも本気で取り組んでいます。年間休日121日を確保するなど、働きやすい環境づくりにも力を入れており、女性社員も多く活躍しています。また、育児休業の取得実績もあります。若手には早い段階から裁量を与え「自分が主役」として働ける環境を整えるとともに、資格手当や合格祝い金などのスキルアップ支援も充実させています。「社員は宝」。互いに支え合い、若手からベテランまで技術を継承しながら成長できる環境こそが、高い品質を生み出す原動力です。
「真実一路」で創る未来:持続可能な社会への貢献と私たちの挑戦
1968年、標高565mの妙高山頂の現場まで、道なき道を人力で資材を運び、施設を完成させた私たちの仕事ぶりを見たご住職から贈られた言葉、それが『真実一路』です。それ以来、この言葉は全社員の行動の基本となりました。
建物の大小に関わらず、安全で快適な建物づくりを通して人を幸せにすることが私たちの使命です。サステナブル社会の実現に向けたムーブメントが興る今、建築に求められる機能は高度化しています。私たちはこれまで鍛え上げてきた施工技術を資源とし、東日本大震災以降に高まる耐震性や環境負荷低減の要請に応えるべく、次の時代に向けた革新的な建築を創造していきます。
全社員が仕事を通じて技を磨き、心を高め、物心両面の幸せを得る。そんな私たちが「真実一路」でつくりあげる建物がある限り、日本の未来はもっと明るく、もっと元気になるはずです。これからも、建物が完成した後もお客様や地域との絆を大切にできる人間味あふれる会社として、日々邁進してまいります。
技術の横展開と地域・社会貢献を重視
創業以来、地域の皆様に支えられてきた吉住工務店。現在は時代のニーズと市況の変化を的確に捉え、注文住宅事業から、学校や病院、役所などの公共施設、さらには民間の中・大規模建築事業へと、注力する領域を大きく広げています。現在、非住宅部門の売上比率が大半を占めています。
住宅建築で長年培われてきた「人に寄り添う繊細な技術やノウハウ」は、決して失われることなく、規模の大きな非住宅部門の建物づくりへとしっかりと受け継がれています。非住宅案件の比率が高まる中、私たちはこれからも、地域社会の基盤となる多様な建築物を通じて、人々の安全で快適な暮らしを支え続けてまいります。