マヴェンズとは?
「ニュー・ボトル・オールド・ワイン」のマインドで。
ジャズの名匠であるギル・エヴァンスの名盤に「ニュー・ボトル・オールド・ワイン」というアルバムが存在します。私たちはその言葉に共感し、マヴェンズを表現する際によく引用しています。
「古き良き」ものはいつまでも普遍的な素晴らしさがあります。しかし、それを活かす手法が時代遅れの方法や会社の仕組みである場合、やがて時代に取り残され、淘汰されてしまいます。
当社は「オールド・ワイン」の良さを活かしたまま、「ニュー・ボトル」で提供することをモットーに、日々、絶え間ない努力を続けていきます。
ぜひ一度マヴェンズにご連絡いただき、そのマインドに触れていただければと思います。
天然繊維の関連商材を川上から川下へと繋ぐビジネスなどを展開
マヴェンズは、エクアドルに大規模なアバカ(マニラ麻)農園を、フィリピンにアバカの集荷・選別場を所有しています。
「アバカ」は、主にフィリピン、エクアドルで生産される芭蕉科の植物です。見た目はバナナとよく似ていますが、食用の実はなりません。
茎の繊維が長く強靭で、耐水性・耐久性に優れており、古くは漁業・船舶用ロープとして大量に用いられていました。その後はアバカ繊維の強さ・しなやかさを活かした特殊紙原料として利用され、現在まで様々な用途に使われています。
マヴェンズでは、エクアドルのアバカ農園から安定した原料供給を行っています。フィリピンでは各産地から集めた原麻(麻原料)を選別・成俵・輸出するトレーディングビジネスを展開しています。
また、原麻を製紙原料のパルプに加工するパルプ工場と協業し、原料を川上から川下へと安定して繋ぐビジネスにも寄与しています。
私たちがイメージする「あるべき姿」とは
世界から日本へ、そして日本から世界へ。
マヴェンズはビジネスを通して必要なものを必要な場所へと届け、地域の発展とより良い世界を目指しています。
当社のビジネスは開発途上国とも深い関わりがあります。
天然繊維の大部分は開発途上国で栽培・生産されており、便利で使いやすく、より安価なものが先進国まで届くには、開発途上国の人々の力が欠かせません。
当社では、事業に携わる全員が笑顔で幸せに暮らせるよう、現地生産者へのサポートや、生産性向上のためのレクチャーなどを積極的に実施しています。
また、昨今では石油由来の合成繊維・プラスチックによる環境負荷を減らす活動が急務とされていますが、そうした中で天然繊維があらためて評価されています。
天然繊維は栽培・生産の過程における温室効果ガスの排出や化学薬品の使用量が少なく、使用後は生分解を経て自然に還るため、環境に優しいサステナブルな素材だといえるでしょう。
当社が取り扱う商品・不織布もその一つで、あえて生分解性のものにこだわるなど、エコな商品の取り扱いに特化しています。
当社は斬新かつ柔軟なアイディアを常に持ち続け、長らく培ってきた専門性をフル活用し、日々の職務を通じて皆様に貢献できるよう取り組んでいます。