徹底的な実学教育
帝京平成大学(学長 冲永寛子)では、"実学"を徹底的に重視した教育や実践の場を用意しています。特色あるそれぞれの分野で、学生はキャリアに直結する実践能力を身につけます。その事例を以下にご紹介します。
人文社会学部 観光経営学科では、プロ野球チームの公式戦2試合での企画・運営に携わる「帝京平成大学デー」を開催します。当日は実際に球場での顧客サービスを学生自身が企画し、試合を盛りあげる活動を行います。
健康メディカル学部の6学科では、「多職種連携教育」を実施しています。より高度化・複雑化した医療福祉分野において求められるのは、異なる分野と連携するチーム医療。本学では、多くの医療専門職を養成しているメリットを活かし、互いの役割を理解し、連携できる能力を養います。
人文社会学部人間文化学科メディア文化コースの学生が制作したプロモーション映像が、国際的な映画、音楽、アニメーションとの合同マーケットで上映されました。世界中の様々なコンテンツに触れるのは、クリエイティブな業界を知るうえで貴重な体験です。
その他、各キャンパスにおいては、学生がさまざまなイベントを通じて地域と協働し、自らの学識をいかに社会に役立てるかを学んでいます。
基本理念、使命・目的
帝京平成大学(学長 冲永寛子)の基本理念、使命・目的をご紹介します。
基本理念
1.人文・社会科学と自然科学に均整のとれた教養教育を通して人間愛を培い、広聴心を涵養し、専門的能力を人類の幸福・福祉のために的確に適用できる健全な人格を養成する。
2.自立と不撓不屈の精神を養い、実学的に幅広く高度な専門知識と学際的な問題解決能力を備え、創造性に富む人材を育成する。
3.専門の学術を深く研究して成果を世界的に発信するとともに、大学の人材、施設を活用して地域社会との交流と貢献に努め、人類の発展に寄与する。
使命・目的
帝京平成大学学則第1条(抜粋)
建学の精神に則り、広く知識を授け人格の陶冶を図るとともに、深く専門の学術を教授・研究し、国際的視野に立って日本国の発展に貢献できる有為な人材を養成することを目的とする。
帝京平成大学大学院学則第1条(抜粋)
建学の精神に則り、環境情報学、健康科学、薬学及び看護学に関する学理及び応用を教授・研究し、その深奥をきわめ、広く国際的視野に立って社会の発展に貢献できる有為な人材を養成し、以って文化・医療の進展に寄与することを目的とする。
教育目標
帝京平成大学は、建学の精神に則り、以下に掲げる資質と力の養成を目標として教育を実施する。
1.人文・社会科学と自然科学に均整のとれた教養及び専門能力を、人類の幸福・福祉のために的確に適用できる、人間愛にあふれた人格を養成する。
2.他者の意見を広く聴き、自らの考えを伝えて意思の疎通を図り、協働する⼒を養成する。
3.不撓不屈の精神を備え、社会⼈として自立し逞しく生きる力を養成する。
4.実学的に幅広い高度な専門知識と学際的な問題解決能力を備えた創造性を養成する。
5.専門分野における課題や問題を深く研究し、成果を世界へ発信する意欲と力を養成する。
6.地域社会との交流と貢献に努め、わが国と世界の持続・発展に尽くす力を養成する。
帝京平成大学学生が「目標とする力」
帝京平成大学では、本学で学習することで身に付けることができる「力」を、大学の教育目標を踏まえ、帝京平成大学学生の「目標とする力」として定めています。
これらの「目標とする力」を、学修成果・教育成果を評価する総合的な指標として、学生の成長を可視化してまいります。
「目標とする力」の可視化
「目標とする力」を可視化する取り組みとして、本学独自の科目である少人数制の「セミナー科目」を活用します。「セミナー科目」は「建学の精神」に基づく重要科目で、その目標は大学や学科・コースごとの教育目標に直結しています。
「セミナー科目」においてルーブリックやeポートフォリオなどにより「目標とする力」を総合的に評価し学生にフィードバックすることで、学生の自己省察を促し、「達成できたこと」「達成できていないこと」が自覚できるようになります。
卒業までの4年間ないしは6年間、これらを繰り返すことによって、学修成果を定着させるとともに、自分自身を客観視する「メタ認知力」を養成することが可能です。
本学では、このような学生の成長の場を提供し、大学生活全体を通して学生ひとり一人が、「目標とする力」が身についたと実感できるよう支援してまいります。
教員×学生
帝京平成大学(学長 冲永寛子)では、全学科・コースの学生を対象に、1年次から必修科目として少人数クラスのセミナーを開講しています。
そのため、教員と学生の距離が近いのが特徴です。
1・2年次は「フレッシュセミナー」、3・4年次は「アドバンスセミナー」を受講していただきます。
「フレッシュセミナー」
担任制のもと、大学での勉強方法および生活指導等を各学生に合わせて指導します。
(実施セミナー例)
・メディアライブラリセンターの利用方法
・勉強方法の再検討
・授業理解に必要なスキルの解説と修得
・科目履修状況の確認
・ゲストスピーカーの講義
・ボランティア体験のまとめと発表
「アドバンスセミナー」
キャリア教育をメインに、担当教員が就職活動や社会人マナーについてのサポートおよび指導を行います。
(実施セミナー例)
・卒業までのスケジュール作成
・社会人レベルの言葉遣い・マナーの習得
・地域社会の課題を考える
・スピーチやディベートなどの総仕上げ
・模擬症例をもとにした治療プログラムの設定
国際交流
帝京平成大学(学長 冲永寛子)では、キャリア教育の一環として、海外留学プログラムや研修、インターンシップ等、世界中の現場で学びを深められる数々の機会を提供しています。
グローバルな交流は、世界に触れ、最先端の学びや現実を見つめることで視野を広げ、新たな課題や目標を見つける素晴らしいきっかけとなります。
一人ひとりの価値観を動かす多彩なプログラムや体験で、有意義な国際交流を支援しています。
また学内でも、ネイティブ講師の授業を受けたり、外国人留学生と交流ができたりと、英会話を通じて国際感覚を身につける環境があります。
お互いに語学を教え合うなどの学びの機会や、パーティーなどの楽しいイベントも用意しています。
【各プログラム】
・イギリス ダラム短期留学
・イギリス ホリデー留学
・アメリカ デンバー研修
・アメリカ ロサンゼルス救急救命研修
・タイ ランシット大学理学療法研修
・中国 ハルビン医科大学医療研修
・中国 北華大学医療研修
・オーストラリア インターンシップ
・ベトナム インターンシップ
就職支援(1)
学生の方のどんな質問・悩みにもお応えします。
帝京平成大学(学長 冲永寛子)では、学生の皆さんの悩み・質問に親⾝に応える就職支援を実施しています。
■就職支援室
就職情報収集の拠点として学生が利用可能です。就職や進路をサポートする専任の職員が常駐しているほか、就職関連書籍・ビジネス誌も豊富に取りそろえています。対面・Web・電話などでの面談(事前予約制)も実施しています。また、求人・インターンシップ情報の検索なども利用可能です。
■インターンシップ(国内・国外)
正課の授業として「インターンシップ Ⅰ・Ⅱ」を設けていることが本学の特徴です。
毎年6月には「大学公募インターンシップ」と称し、大学と連携する企業のインターンシップ情報を公開しています。夏期・冬期休暇をメインに原則5日以上、独自のインターンシップが行われています。
また、授業の一環として海外インターンシップも実施しており、人文社会学部 人間文化学科、観光経営学科、経営学科の学生を対象に海外でのインターンシップを経験できます。
■外国人留学生の方への就職支援
外国人留学生の方には以下のような就職サポートを行っています。
≪個別相談≫
各キャンパスに設置の就職支援室では、外国人留学生専用の公的専門機関と連携し、国内・国外での進路・就職について個別相談を受け付けています。
≪求人情報を含めた各種情報提供≫
留学生向けの求人情報・セミナー情報から日本における就職活動の流れまで、日本で就職するにあたり知っておくとよい事柄について情報提供しています。
≪留学生ガイダンス・学内就職説明会の開催≫
留学生向けの就職ガイダンス・就職説明会を実施しています。学内の就職説明会では外国人留学生の採用に積極的な企業を招いています。
就職支援(2)
学生の方のどんな些細な質問や悩みにも親身にお応えします。
帝京平成大学(学長 冲永寛子)では、学生の質問や悩みに寄り添う就職支援を行っています。
■就職支援プログラム
低学年の頃から、就職活動に欠かせない知識・スキルを磨ける各種ガイダンス・セミナーなどを開催しています。全学年が参加可能な就職支援行事もあり、豊富なプログラムを通して学生を全力でサポートします。
■U・I・Jターン
U・I・Jターン就職へのサポートとして都道府県と連携し、ガイダンスや相談会を行っています。
就職支援室内のU・I・Jターン資料コーナーには、U・I・Jターン支援情報、合同企業説明会といった各地域の資料を設置しています。U・I・Jターンでの就職希望者をはじめ、出身地やその他の地方への就職を検討している学生にとっても参考になります。
■障がいのある方・勤務に配慮を必要とする方への就職支援
障がいのある方・勤務に配慮が必要な方に対し、学生一人ひとりの考えを尊重した以下のような就職支援を実施しています。
≪個別相談≫
学生一人ひとりに合った就職相談を行っているほか、希望する学生に対してはご家族の方を交えた面談も実施しています。学生とご家族の皆様が安心して就職活動に取り組める体制を整えています。
≪求人情報を含めた各種情報の提供≫
大学に寄せられた求人情報のほかに、障がいのある学生向けの資料コーナーを設けています。また、障がい者支援のノウハウを有する新卒応援ハローワークなどの公的専門支援機関と連携し、情報提供をつぶさに行っています。
≪学内就職ガイダンス・説明会の開催≫
勤務に配慮が必要な方を対象としたガイダンスや就職説明会を実施し、採用を行う企業の紹介、就職活動の進め方などの相談会を開催しています。